“機能と形態”に焦点を当てた今回の学術大会では、乳幼児期から成人までの形態・機能異常に対する取り組みを、4人の先生に講演していただきます。

あわせて、今大会では、バイオの矯正臨床の理解を深めるために、初めてPEDの詳細に迫ろうと考えています。『PED』(Progressive Evolution Discussion)は、治療の開始から治療途中に発生した問題点を討論に参加した皆が意見を出し合い、担当医が次のステップに向けて治療を進めてゆく意見交換の場であり、一般の事後報告による症例検討会とは一線を画しています。講演と炉辺会談では、3人の先生にゴールに至るまでの討論と治療の流れを詳しく話しをしていただく予定です。バイオの治療についてもう少し理解を深めたい先生や、治療目標の個別化や治療メカニクスに工夫を要する症例を抱えている先生には、絶好の機会と思います。

また、清水先生、今泉先生を交えて、0歳児・乳幼児期の治療の実際について、気軽に話しができる炉辺会談を設けました。特に、乳幼児期からの子供の指導を経験しているスタッフの皆様に是非ご参加いただきたいと思っています。

盛りだくさんのテーマを抱えた学術大会になりました。睡眠不足を覚悟でご参加下さい。